Adobe Illustrator[アドビ イラストレーター]CS2|ベジェ曲線の基本操作~ペンツールで直線を描いてみよう(2)~

こんにちは。ノブタニです。

今回もペンツールで直線を描画する続きを説明していきますが、今回はいろいろな種類の直線の描き方を例を交えて説明していきます。

基本的にペンツールで直線を描く作業はシンプルで簡単ですが、キーボードキーや他のツールを併用して使うことでさまざまな編集や工程を行うことができます

 

連続する直線(オープンパス)の描画

ここでは、直線のセグメントが連続する直線を例としてジグザグの直線で描いていきます。

ペンツールを選択後、ドキュメント上の任意の位置でクリックし、最初のアンカーポイント(始点)を作成します。

次のアンカーポイント(今回の例のジグザグの頂点)の位置にポインタを合わせてクリックします。すると、最初のアンカーポイントとセグメント(線)が直線として結ばれます。

次のアンカーポイントの位置にポインタを合わせてクリックします(②の工程の繰り返しです)

最後のアンカーポイントを作成したら、描画を終了し完了となります。

 

■ポイント■

・アンカーポイントをクリックした時に、クリックではなくドラッグをしてしまうと直線ではなく曲線になるので注意してください。

・作成したアンカーポイントの操作をやり直す(1つ前の工程に戻る)ときは、メニューバーの「編集」から「○○の取り消し」をクリックするか、キーボードの「Ctrl」キー+「Z」キー(Macの場合キーボードの「Ctrl」キー+「Z」キー)を押す作成したアンカーポイントが取り消され、操作をやり直すことができます。

 

 

描画中にアンカーポイントを動かすには

描画中アンカーポイントを作成する前(クリックして押したままの状態)に、アンカーポイントの位置を移動することができます。

クリックした際にやっぱりアンカーポイントの位置を変えたいというときに便利な操作です。

ペンツールで直線を描画し、任意の位置までポインタを移動させます。

移動後アンカーポイントを作成するクリックをした際に、ドラッグしたままキーボードの「Space」キーを押しながらポインタを動かします。

すると、アンカーポイントのみを任意の位置に移動させることができます。

アンカーポイントの作成したい位置で、ドラッグしているマウスボタンを放してから「Space」キーを放すと、移動した位置にアンカーポイントが設定され直線が描画されます。

 

■ポイント■

ドラッグを放す前に「Space」キーを放してしまうと、そのままドラッグをしてしまった場合にセグメントが曲線になってしまうので注意してください。

 

 

描画後に直線パスのアンカーポイントを動かすには

描画後に直線パスのアンカーポイントを移動させる方法です。

その際は、ペンツールではなく「ダイレクト選択ツール」というツールを使用します。

ダイレクト選択ツールはペンツールと同じツールボックスから選択することが可能です。

ツールボックスで「ダイレクト選択ツール」をクリックし選択します。

アンカーポイントを移動させたいパスのセグメントにポインタを合わせてクリックします。(セグメントにポインタを合わせると、ポインタの右下に「■」のマークが表示されます)

すると、セグメントが選択され、選択したパスの全てのアンカーポイントが表示されます。

移動させたいアンカーポイントにポインタを合わせます。(アンカーポイントにポインタを合わせると、ポインタの右下に「□」のマークが表示されます)

アンカーポイントをドラッグしポインタを動かすと、ドラッグしたアンカーポイントが移動でき、操作に伴ってパスの形やセグメント(線)が変形します。

 

■ポイント■

・パスを選択した状態にせずにアンカーポイントに位置が分かる場合は、直接アンカーポイントにポインタを合わせて操作を行うことができますこの時は②と③の工程が省けます

・アンカーポイントをドラッグし移動している際に、キーボードの「Shift」キーを押しながら移動させると、45°単位に角度を制限させて移動させることができます。アンカーポイントを水平や垂直、斜め45°に動かしたい時に便利です。

 

 

描画後に直線パスのセグメント(線)を動かすには

描画後に直線パスのセグメント(線)を移動させる方法です。

アンカーポイントと同様にセグメントも、ダイレクト選択ツールで移動させることができます。

「ダイレクト選択ツール」でセグメントを移動させたいパスのセグメントにポインタを合わせます。(セグメントにポインタを合わせると、ポインタの右下に「■」のマークが表示されます)

セグメントをドラッグしながら移動させると、ドラッグしたセグメントとセグメントの両端にあるアンカーポイントが一緒に移動し、操作に伴ってパスの形やセグメント(線)が変形します。

 

■ポイント■

・「ダイレクト選択ツール」ではなく、同じツールボックスにある「グループ選択ツール」でパスをドラッグすると、パス全体を移動させることができます。

 

 

45°単位の直線(オープンパス)の描画

連続した直線パスの描画で、直線を水平や垂直、斜め45°単位で描画することもできます。

キーボードの「Shift」キーを押しながら描画することで、直線の角度が45°単位に制限され描画されます。

①…ペンツールを選択後、ドキュメント上の任意の位置でクリックし、最初のアンカーポイント(始点)を作成します。

②…次のアンカーポイントの位置に[A]の範囲内で水平方向にキーボードの「Shift」キーを押しながらポインタを動かしクリックすることで、で作成したアンカーポイントの水平にポイントが設定され、水平の直線が描画されます。

③…次のアンカーポイントの位置を[B]の範囲内で垂直方向にキーボードの「Shift」キーを押しながらポインタを動かしクリックすることで、で作成したアンカーポイントの垂直にポイントが設定され、垂直の直線が描画されます。

④…次のアンカーポイントの位置を[C]の範囲内で斜め方向にキーボードの「Shift」キーを押しながらポインタを動かしクリックすることで、で作成したアンカーポイントの斜め45°にポイントが設定され、斜め45°の直線が描画されます。

 

 

直線のクローズパスの描画

最後にペンツールで直線のクローズパスで三角形を描画してみましょう。

クローズパスを描画する場合は、始点に終点を重ねることで描画が完了します。

…ペンツールを選択後、ドキュメント上の任意の位置でクリックし、最初のアンカーポイント(始点)を作成します。

…次のアンカーポイント(今回の例の三角形の頂点)の位置にポインタを合わせてクリックします。

…次のアンカーポイントの位置にポインタを合わせてクリックします(の工程の繰り返しです)

ここまでは、直線の描画と同工程です。

…最後に、始点のアンカーポイントにポインタを合わせてクリックすると、クローズパスの描画が完了します。(始点にポインタを合わせると、ポインタの右下に「○」のマークが表示されます)

 

 

基本的な図形はパスは直線の組み合わせで描画されているものが多いので、ペンツールので直線の描画方法は基本として覚えておくようにして下さい。

次回は、同じペンツールを使って曲線の描画方法について説明していきたいと思います。

 

では、今日はこの辺で。ノブタニでした。

 

 

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